NetVault Server のハードディスクのいずれかの部分をバックアップする前に、選択したドライブのディスクサイズとディスクジオメトリをメモしておきます。これらの項目を考慮しないと、リストアに失敗する場合があります。
クライアントのドライブが3つのパーティションに分かれています。プライマリパーティションは 10 GB で、第 1 論理パーティションは 7 GB、第 2 論理パーティションは 3 GB です。Plug-in Serverを使って第1論理パーティションのバックアップを行いました。ハードドライブの障害後にシステムをリストアする際に、第 1 論理パーティションをリストアするには、該当するパーティション(第 1 論理パーティション)にリストアする必要があります。それ以外の場合、リストアに失敗します。
| 1  | [NetVaultセレクション]ページを開き、NetVault Server(Plug-in Server が含まれているシステム)をダブルクリックして開きます。 | 
| 2  | Plug-in Server をダブルクリックして開きます。 | 
| 3  | プラグインの下に表示された該当する「self」ノードをダブルクリックし、そのクライアントに格納されているディスクを表示します。 | 
| 4  | ディスクジオメトリを判断するには、目的のディスクをクリックしてコンテキストメニューから[ディスクジオメトリ(Disk Geometry)]を選択します。 | 
| • | パーティション:各パーティションが、番号とパーティションの種類別に表示されます。 | 
| • | アクティブ:パーティションの現在の稼働状態を表示します([はい]または[いいえ])。 | 
| • | 起点シリンダ:各パーティションの起点(シリンダ)を表示します。 | 
| • | 終点シリンダ:パーティションの終点(シリンダ)を表示します。 | 
| • | サイズ:各パーティションのサイズを表示します。 | 
| • | タイプ:パーティションの種類を表示します。 | 
| 5  | この情報をメモして[OK]をクリックします。 | 
| 6  | ディスクの全体的なサイズを判別するには、目的のディスクをクリックしてコンテキストメニューから[ディスクサイズ]を選択します。 | 
| • | デバイス:ディスクの番号とタイプを表示します。 | 
| • | サイズ:選択したディスクのサイズを表示します。 | 
| 7  | この情報をメモして[OK]をクリックします。 | 
これでNetVault Serverのバックアップ実行準備ができました。バックアップを実行するには、以下のトピックで説明する手順に従います。
バックアップ・ジョブを作成するには、セット(バックアップ・セレクション・セット、バックアップ・オプション・セット、スケジュール・セット、ターゲット・セット、および詳細設定セット)を使用する必要があります。詳細については、『Quest NetVault アドミニストレーターズガイド』を参照してください。
| 1  | [ナビゲーション]パネルで、[バックアップ・ジョブ作成]をクリックします。 | 
| 2  | [ジョブ名]に、ジョブの名前を指定します。 | 
| 3  | [選択]リストの隣にある  | 
| 4  | 
| 5  | 「self」ノードが表示されたら、これをダブルクリックすると、この NetVault Server のすべてのディスクデバイス情報が表示されます。 | 
| 7  | 
次の手順には、バックアップ・オプション・セットの作成が含まれています。
| 1  | [プラグインオプション]リストの隣にある  | 
| 2  | [ディスク・ロー・モード]、[圧縮]のいずれか、または両方を選択します。 | 
| • | ディスクローモード:このオプションを選択すると、選択したハードドライブのすべてのパーティション情報が無視され、「ビット単位」でディスクイメージ全体のバックアップが実行されます。このバックアップをリストアする際も、ビット単位でデータ転送が行われるため、ターゲットドライブをフォーマットしたりパーティションを削除したりする必要はありません。 | 
| • | 圧縮:バックアップ中、転送前に NetVault Server のデータを圧縮するには、このオプションを選択します。このオプションにより、データ転送時の全体的なネットワークトラフィックが低減されます。また、バックアップを格納するために必要なメディアの容量も削減されます。このオプションは特に、パーティションに大容量の未使用スペースがある場合に特に便利です。このオプションを選択すると通常、ネットワーク・ベースまたはテープ・ライブラリ・ベース圧縮機能を使用するよりもよい圧縮結果が得られます。 | 
| 3  | [保存]をクリックして、セットを保存します。 | 
| 4  | [新規セットの作成]ダイアログ・ボックスで、セットの名前を指定して、[保存]をクリックします。 | 
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